HOME ≫ Entry no.146 「思い切って筆で、お手紙を~」 ≫ [151] [150] [149] [148] [147] [146] [145] [144] [143] [142] [141]
思い切って筆で、お手紙を~
2007.10.04 |Category …未選択


田中筆匠、筆づくりを生業にしている割には
お恥ずかしいながら?な文字です

最近では奮起して、お習字の教室に席を置かせていただいたことも有りましたが
何しろセンスが~~
お稽古事は、最後はとどのつまりはセンスですね!

言い訳がましいですが

むしろ、筆職人たるもの、自分の好みの筆をついしてしまい、作ってしまいがちなので
お客さんのお好みの筆を作らなければいけないので・・・・
お稽古はしなくていいと言われ、忠実に師の言葉を守り現在に至っていますが

現代、そんな事も、言ってられなくて・・・
やはり、筆を生業にしている身、筆を使って書かなければいけない時があるんです
ここでも、師曰く、職人は職人の文字で良い、と。

どうしても、感謝の気持ちを伝えたくて、今日、恥を書くつもりで筆文字をしたためました
お恥ずかしい限りです


先方は書のプロです、
でも、
悪筆ながら、やっぱり、気持ちが伝わるような気がするんです
すらすらとまでは、いきませんが
手紙など、ご挨拶には出来るだけ、筆をしたためたいと思う今日この頃です

でも、
もう少し、うまくなってから、上手に書けるようになってからと思うものの
それは、何時になるやら?恥も身のうち、血となり骨となるでしょう




PR
●Thanks Comments
●この記事にコメントする
●この記事へのトラックバック
TrackbackURL: