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なら町 奈良筆職人 奈良筆 田中のブログ

奈良筆職人・伝統工芸士 田中千代美のブログです~ HPもよろしくお願いします! なら町の古い長屋の町家で奈良筆の製造販売しています

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核心に触れるご質問

昨日はあすなら一番街のバザーでしたが

田中筆匠、バザーはお休みして
筆づくり体験のご依頼を受け、させて頂きました

その中で、筆作りのご質問で
原料のご質問、
鹿の毛やヤギの毛など動物の毛で筆は作っていますが
筆の原料のために、動物を捕まえて・・・・
いいえ、違いますよ~、動物の肉は食料に、皮はなめして革商品に、
そして、毛は筆になりますと・・・・

動物の命をいただいて作る筆・・・・その重みを大切に思いながら作っていかなければと
改めて思いました~
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馬のしっぽの毛~

相変わらず寒い一日でしたが

パタパタと一日は過ぎ
仕事に追われていますが・・・・
あすなら一番街では販売より職人作業に大半の時間を過ごしています
それはそれで楽しく作業しているんですが

久々に筆について
今、一番苦心しています、馬の尾の筆なんですが
普通、太筆に関しては羊毛や馬の尾の毛や狸の毛を用いる事が多いんですが
馬の尾の毛のみで筆を作っています

滑らかな、書きごこちで筆運びもいいんですが
羊毛のように墨の含みが良くありません、
そこを、何とか良い方法はないかと、苦心していますが

元から、馬の筆の特徴を壊してまで、墨含みを良くする必要がない事に
開き直り、ナダラカな良い感じの天尾筆(馬に尾のみの筆を言います)の出来上がりです
まずまず、苦労したかいが?あります?か~

良かったら書いてみてくださいね~

筆について5

お客様の中にはかなり書道をされている方も視えます
京都から来られて、覗いていかれました
イタチの太筆を使っておられ、書き心地が良いと言われています
元々、イタチの毛は短く、小筆かせめて中筆位までです
太筆で作ろうとすると、最低でも2万円します、なかなか長い毛が無く
たくさんの材料から一握りしか採れないのです
小筆ではミンクの筆があるそうですがこれも高価だそうです
筆は動物の毛を使っていますので、段々と原料も高騰し材料も
無くなってしまうのか、絶えず不安ですが
高価な筆もいいですが、書きやすいお手ごろの筆もたくさんありますので
いろんな筆を使って、楽しく書道を見つめてくださいね
きっと、ご自分にあった感性の筆が見つかりますよ
まず、最初は少し硬め兼毛の筆が書きやすいですよ

筆について4

近づく、筆祭り・・今月21日菅原神社にて・・・によせてあすなら1番街の皆さんとの語らいの中で

生活している中でいかに生き物の命を頂いて生活、生きているか!と言う話で
食料となるいきものは本より、
日常のあらゆる物、靴やバッグの革製品など
数え上げたら限がありませんが・・・

筆ももちろん生き物の命を頂いて作っています
筆の穂首には名称があり一番大切な先の部分を、[命毛}というのも頷ける話です
筆の穂先は特に大事で、選りすぐったいい原料を用いるのもそのためです
選んで、選んで・・・筆作りの作業の中で熟練を要する作業はたくさんありますが
この原料を選ぶ作業(選別)が最も大切な作業だと思います
傍目には地味な簡単そうな作業ですが、これが「一番、筆の良し悪しを左右するとおもいますので

何事も基本、簡単そうな事が意外と重要な事が多いと思うのです
まだまだ、未熟な田中筆匠ですがこれからも基本に返って精進したいと思います
来る、筆供養が行われる菅原神社の筆まつりにお時間があれば覗いて見てくださいね



筆について3

時として、上手に書ける筆はどれですか?と聞かれることがあります
それぞれの原料の毛質によって用途は少なからずありますが
筆の大きさ、穂の長さ、穂の太さなど色々ですが、これといった決まりごとはないように思いますので
田中筆匠はご自身のお好みの筆が、
書ける筆ですとお答えしています

お店では水書ですがお試しで書いていただいて、試して頂いています
軸も好みがありますし、持った時のフィット感はご自身で感じて頂かないと解りませんし
他者が良いと言ってもやはり自分の感性で決まると思いますので
自分に合った筆とめぐり合った時の喜びは・・・・

色んな筆と会いに来て頂ますように田中筆匠はお待ちしています~


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